ローマ人への手紙12章

ローマ人への手紙 12章
=本章の内容=
❶聖い生きた供え物としてささげて❷信仰の量りに応じて➌兄弟愛をもって
=ポイント聖句=互いに一つ心になり、高ぶった思いを持たず、かえって身分の低い者に順応しなさい。自分こそ知者だなどと思ってはいけません。(12:16)
=黙想の記録=●本章でパウロは教会とそれぞれの置かれた環境の中での身の処し方、心構えを語っています。
これには優先順位があるようです。それは「第一に主なる神様への献身であり、第二に他者に仕えることであり、第三位に愛の実を結ぶ」と言うことではないでしょうか。自分の思いを遂げようとせずに、神様の御心をしっかり把握し実行することから始まり、支配するのではなく、褒めそやされる環境に身を置くのではなく、徹頭徹尾主にある兄弟姉妹に、そしてあなたの隣人に仕えることにつながり、最後に優越感や劣等感に浸っているのではなく、また実績を残す人ではなく、「愛の人になる」ことをもって結実することです。
●基督者の場合、以上の過程を通過していくとき、「記録に残らなくても記憶に残る」兄弟姉妹となるのではないでしょうか。