ローマ人への手紙8章

ローマ人への手紙 8章
=本章の内容=

❶御霊の原理❷神の子供➌滅びの束縛と御霊の助け❹神が私たちの味方

=ポイント聖句=

では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。 私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。 (ローマ8:31~32)
しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。 (8:31)

=黙想の記録=

●韓国語聖書には日本語の「味方」に相当する語句はなく「私たちの側」という言葉が使われています。英語では「 to be for us」 ギリシャ語では「フペア・へモーン(私たちのために・私たちを超えて)」となっています。日本語の「味方」がしっくりきませんか?「どんなことがあってもお母さんは、ずっとあなたの味方よ」の味方ですね。周りがどんなにあなたを責め立てるることがあっても、あなたがどんな辛い目にあっても、あなたがどんなに落ちぶれたとしても、あなたがどんな危険な目に遭遇してもなどなど、窮地に追い込まれるときいつでも私の側(そば)にいて、私の為に全力を尽くしてくれるのが父なる神なのです。
●ところが基督者でもそう感じない時が多々あるのです。「神は俺のこととっくの昔に見捨ててるよ」「俺の将来なんて神は考えちゃいないよ」とやけくそになることがありませんか。ところでこんなことを言ってのけるあなたは今まで「神様の味方だったこと」が一度でもあるのですか。信仰により永遠の命が約束されたからと言って、神様から再び託された「あなたの人生」を勝手気ままに過ごすのでは、あなたは神様の味方にはなっていません。
●この地上の生涯で唯一の助け主「聖霊」が働きかけても、それを撥ねつけているのでは味方と呼べません。あなたが圧倒的勝利者となるためには、あなたが「神の味方」である必要があります。「いつも神様の側にいる」「神様の指示を仰ぐ状態にいる」「神様の御用の為に働く」この状態が「神の味方」でいることです。味方としての第一歩は「日々の黙想」から始まります。