詩篇第一巻 第16篇
詩篇第一巻 第16篇
=本章の内容=
キリストの復活についての預言
=ポイント聖句=あなたは私にいのちの道を知らせてくださいます。満ち足りた喜びがあなたの御前にあり楽しみがあなたの右にとこしえにあります。(16:11)
置かれた状況 祈りの内容神よ私をお守りください。(16:1)
祈りの確信 =黙想の記録=●本篇はペテロは以下の11人の使途が初めて説教を行った内容の中で引用されている。(使徒2:25~26)その中でも特に「あなたは私のたましいをよみに捨て置かずあなたにある敬虔な者に滅びをお見せにならないからです。(16:10)」はキリストの復活についての預言とみなしている。
●主なる神はより頼む聖徒にとってどのような存在なのかが列記されている。
私の幸いはあなたのほかにはありません(16:2)
私への割り当て分また杯。あなたは私の受ける分を堅く保たれます(16:5)
・・・「主ご自身が彼らの相続地(申命記10:9)」レビ族には特定の支配地域は割り当てられなかった。神事に関わる奉仕に専念させるために主なる神がお決めになったことであった。この特別任務の為に他の部族は全力でレビ族を支える義務が課せられていた。「割り当ての地は定まりました。私の好む所に。実にすばらしい私へのゆずりの地です。(16:6)」と記されている「地」は特定の場所のことではなく、主なる神とともにいること。主なる神とともにいるのならどんな場所でも最良の地となる。ゆえに揺るがされることがなく(16:8)、安らかに住まうことができる(16:9)。イエス様の御生涯もまたこの地には安住の場所はなく父なる神とともにいることが最良の地となっていた(マタイ:20)。
語句①助言(16:7)・・・英語advise, counselヘブル語יָעַץ(ヤエークス)助言する、目的、考案する、計画する、相談するカウンセラー
助言を下さる主(16:7)
・・・「命令を下される」とは言っていない「助言」私の右におられる(16:8)