へブル人へ手紙 12章

ヘブル人への手紙 12章
=本章の内容=

❶基督者の心構えの基本❷どんな信仰の基礎が築けるのか

=ポイント聖句=

主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。(12:6)

=黙想の記録=

●基督者はオートメーションでは作り出せません。全て神様のハンドメイドです。ですからそれぞれ個性的になるのです。
●本章ではより具体的な信仰生活の目的、内容、到達点を次の通りに説明しています。
①「走り続けなさい」とは「途中中断したり気を抜いたりせず、信仰生活を継続しなさい」と言うことです。
②イエス様から「目を離さないでいなさい」とは「脇見をせずに、日頃の関心事をイエス様の生き方に配りなさい」と言うことです。
③「直面する困難を耐え忍びなさい」とは「困難は神の裁きではなく、次のステージに立つ為の訓練」と言う事です。
④「弱った手と衰えたひざとを、まっすぐにしなさい」とは「困難に遭っても、いつまでもうなだれたり気落ちしたままではなく、上を向いて希望を抱きなさい」と言うことです。
⑤「真っ直ぐな道を作りなさい」の道とはこの場合、転ぶことなく目標に向かって真っしぐらに目指している様子を表しています。つまり「日々の黙想を通して、自分の信仰生活を構築し、吟味し、修正する」とと言うことです。
●上記の事を忠実に実行した後に体得できるものは以下の通りです。
①「神の聖さ」に預かることができる。
②御霊の実を結ぶことができる。
③平和の使者として第三者に遣わされる。