ガラテヤ人への手紙 6章

ガラテヤ人への手紙 6章
=本章の内容=
❶律法を全うする❷信仰の家族の人たちに➌十字架につけられる❹挨拶
=ポイント聖句=互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい。(6:2)
人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷があるのです。(6:5)
みことばを教えられる人は、教える人とすべての良いものを分け合いなさい。(6:6)
●律法の目的は生きるための指針を示すことです。相互を神の子として尊敬し、仕え合うことを喜びとする為のガイドブックです。信仰の家族である主にある兄弟姉妹にはことさらそうすべきです。十字架に付けられたからには、古き自分と決別し、全くのゼロから神様自らが創造してくださる人生を歩むことです。このようにパウロは最後の言葉を結んでいます。
●基督者にとって「善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。」の御言葉は大きなチャレンジです。なぜなら、継続できず、言い訳をして、苦労もせず、棚ぼたの幸福を願い続け、元居た場所に戻ってしまうことが多いからです。兎も角難題から逃げてばかりいたのでは山は越えられません。山を削ることもできません。
●「御霊の人」つまり「キリストに倣う者」として成長していきましょう。さらに主にある兄弟姉妹が共に学び分かち合い、共に成長する「共育」を実践できる教会としていきましょう。