コロサイ人への手紙 4章

コロサイ人への手紙 4章
=本章の内容=
❶主人としての応用❷教会の外部者への応用➌同労者への応用❹家の教会の存在
=ポイント聖句=どうか、ラオデキヤの兄弟たちに、またヌンパとその家にある教会に、よろしく言ってください。 (4:15)
=黙想の記録=●本章に出てくる人物名は以下の通りです。「テキコ、オネシモ、アリスタルコ、マルコ、ユスト、エパフラス、ルカ、デマス、ヌンパ、アルキポ」これらの兄弟のことを、パウロは「愛する兄弟、忠実な奉仕者、同労のしもべ」「神の国のために働く私の同労者、私を激励する者」「仲間のひとり、キリスト・イエスのしもべ」と呼んでいるのです。「教会を守り、成長させる」一緒に担う主にある兄弟姉妹だったのです。偽教師の様に「卑しい利得の為、個人の栄誉の為、心地よい生活の為」ではなかったのです。この同労者とは第一線で働く教職者だけのことを言ってはいません。苦悩苦悶の中で、「主の為に」という同じ方向を見ている主にある兄弟姉妹全てを同労者と呼んでいるのです。もはやここには「先生と生徒」の区別はありません。キリストを頭とする教会は全て同労者から成り立っているのです。