重度心身障害や乳幼児の死後

なるほどTheBible2024/03/29
=重度心身障害や乳幼児の死後=
Q:重度心身障害や乳幼児は死後天国に行けるのですか?
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[参考聖書箇所] Ⅱサムエル記12章23節
私があの子のところに行くことはあっても、あの子は私のところに戻っては来ない。
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A:結論から言えばYESです。すでに多くの方々が同様な結論をお持ちの様です。Ⅱサムエル記12:23)の聖句は特別な意味を持つ聖句で、重度の知的障害者や乳幼児の様に自らに罪の自覚がない場合、父なる神様は死後どのように取り扱われるのかを想起させるところです。エペソ2:3には「生まれながら御怒りをうけるべき子らでした」とあるように人類はすべて生まれながらに罪を犯す因子を持っているところから上記の人々[重度心身障害や乳幼児]もその対象になります。ところが黙示録20:12にあるように「・・・小さい者も・・・自分の行いに応じてさばかれた」とあり神様の有罪判決は実際に犯した行為を根拠にしているので上記の人々は有罪の非対象者つまり無罪となるのです。12章でダビデは大罪を犯しましたが、ナタンは「主もあなたの罪を取り去ってくださった。」と証言しています。またダビデ自身も「背きを赦され罪をおおわれた人(詩篇32:1)」と神様に赦された存在であることを自覚しています。さらに永遠の王国を約束した「ダビデ契約」(Ⅱサムエル7:16)とそれを再確認する「ダビデの辞世の歌」(Ⅱサムエル23:5)でも永遠の救いを述べています。そこで上記の聖句を眺めるとダビデは死後自分の行ける所を自覚していることが分かります。したがってダビデが行くところに「あの子」も行くことができると解釈できますから重度心身障害や乳幼児がダビデ同様「永遠の救い=天国」に行けることが確信できるのです。