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コリント人への手紙第二 8章

コリント人への手紙第二 8章
=本章の内容=

献金について❶恵みのわざ❷キリストの模範➌公明正大をもって

=ポイント聖句=

あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです(8:9)

=黙想の記録=

●極度の困窮状態であったエルサレム教会にマケドニア諸教会が献金したのに倣ってコリント教会も同様のことをするようにと勧めている章です。献金は「納税の義務」といったものではありません。マケドニア諸教会は裕福な人たちが集うところではありませんでした。しかし喜んで捧げることができたのです。この動機は第一に「エルサレム教会が、マケドニア諸教会の霊的サポーターであった」ことを熟知していたからです。第二に「喜んで捧げることが主の恵みをさらに増し加える」を熟知していたからです。そして「このように大勢の人々が主の救いに満ち導かれ、また教会が成長することができた」のはエルサレム教会の主にある兄弟姉妹の祈りの為の時間を多く献身してきたことに計り知れぬ愛を覚えてからです。
●「祈りの献身」も「主にある愛の賜物」も目に見える物、測定できない物ですが、前進するマケドニヤ諸教会に対する「確かな主の働き」として見えていたのです。