最新情報

テモテへ手紙第一 2章

テモテへの手紙第一 2章
=本章の内容=

❶平安な人生を送るためには❷救いのご計画➌女性の立場とその行動

=ポイント聖句=

それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。(2:2)

=黙想の記録=

●後半部分を見るとまるで「男尊女卑」を思わせるような文章が続きます。パウロは女性の弱点を「アダムは惑わされなかったが、女は惑わされてしまい、あやまちを犯しました。」と理由を述べています。
◆以下のことは男性女性に関係なく示されていることですが、古き人の性質は、どうしても自己本位です。男性はそれが名を挙げたいという功名心に現れやすく、女性は容姿やステイタスに拘るところに現れやすいと言われています。いずれにしても他者との比較や他者への差別化がいつも心に渦巻いているわけです。
●医学的に見れば、女性の方が男性よりもはるかに緻密で丈夫な体を持ち合わせていると言われています。出産をすること、育児に関わることを通してもそれが十分に理解できます。また言語能力においても然りです。さらに情感豊かなのが女性です。つまり日常の生活空間では、男性よりも女性の方が他者に影響を及ぼしやすいと言えるのです。
●さらにまたパウロの「「神を敬うと言っている(女に)ふさわしく、良い行ないを自分の飾りとしなさい。(女は)静かにして、よく従う心をもって教えを受けなさい。」との言葉は女性だけを対象にしたものではありません。これらは男女を問わず基督者として身に付けるべき特質です。しかしパウロは同時に、教会の中で指導的立場にいる女性に、特に必要な特質であるとしました。「支配するのではなく、仕える」思いを常に抱く必要が監督者には必須条件なのです。