テサロニケ人へ手紙第一 4章

テサロニケ人への手紙第一 4章
=本章の内容=
❶基督者としての生き方心得❷主の来臨
=ポイント聖句=また、私たちが命じたように、落ち着いた生活をすることを志し、自分の仕事に身を入れ、自分の手で働きなさい。外の人々に対してもりっぱにふるまうことができ、また乏しいことがないようにするためです。(4:11~12)
次に、生き残っている私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです。このようにして、私たちは、いつまでも主とともにいることになります。こういうわけですから、このことばをもって互いに慰め合いなさい。(4:17~18)
●主の再論の時期を社会事象や自然現象に当てはめ特定するのは主の御心ではありません。個人的にはこうした話題も励ましになるかもしれせんが、公の場で語るのは主の御心と言えるでしょうか。かつてプリマスブラザレンは主の再臨を巡り大混乱が起きました。センセーショナルな話題は興味を引くのですが、ほぼ霊の成長にはなりません。それどころか、自分の将来を見誤る残念な結果をもたらすことを、私たちは数多く見てきたのです。
●キリスト教史には「主の再論が直近している」との洗脳により、財産を売り払い、職を捨て家族を捨ててしまった方々を数多く見つけられるのではないでしょうか。「落ち着いた生活」ができなくなるのです。
●何度も言っていますが「いつ再臨が起こるか」に関心を払うのではなく「主の再臨まで信仰の純潔を守り抜く」ことが肝要です。私たち基督者の関心は「神様のみこころを完遂させる」ことにあります。