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基督者は「キリストの奴隷」ではない?

2024年6月29日

なるほどTheBible2022/09/12
=基督者は「キリストの奴隷」ではない?=
主にあって召された奴隷は、主に属する自由人であり、同じように自由人も、召された者はキリストに属する奴隷だからです。コリント人への手紙 第一 7章22節(新改訳2017)
💚「キリストに属する奴隷」とありますが、これは「キリストの奴隷」という意味ではなく、当時の身分制度にあった「奴隷」のことで、文面から「キリストによって救われた立場にある奴隷」との意と思われます。
💚新改訳2017年版をみると「キリストのしもべ」は新約で7回出てきます。いずれも書簡です。そこでBlue Lettersを使って原語を調べてみるとhypēretēとdouloの二語が使われていました。これらは「使用人、代理者、賃金無しで働く人、奴隷」の意がありました。ところで新約に出てくる「奴隷」にはある一定の使い方があるようです。それは「他人に拘束される、制限される」と言う意味で使われる場合です。基本、奴隷には自由意思を持つことも許されていないのです。ですから、基督者は「キリストの奴隷」ではありません。
❤️基督者は「自らの意思で主人であるキリストに仕える者」つまり、「自由意思を最大限に生かしたキリストのしもべ」となることが要求されていると思われるのです。

書簡しもべ,奴隷

Posted by kerneltender