コリント人への手紙第一2章

コリント人への手紙第一 2章
=本章の内容=
❶人間の知恵に支えられることのない信仰❷奥義としての聖霊➌御霊のことば
=ポイント聖句=それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。 (2:5)
=黙想の記録=●分裂の原因はこの世の知恵に頼っていることが原因。この世の知恵は、だれかがすでに到達した理想の真似事にしかすぎません。また、自分の尺度で、自分も他者も見ているので、域を超えられれば越に浸りそれを自慢したくなり、到達できなければ落胆するのです・また、自分の短い小さな尺度に合わないと、過小・過大評価で押し潰されてしまうのです。
●神の知恵は存在します。それが御霊と御力の現れなのです。十字架に付けられた「イエス様の目」で見、「イエス様の耳」で聞き、「イエス様の口」で語ることができるなら、それが神の知恵です。
●イエス様によって生まれつきの盲人が癒されたとことがありました。
生まれつきなのですから、たとい物体がそこにあるからと言って、どうして其の物だと認識できるでしょう。盲人が想像していた物とは、まるっきり異なっている視覚の世界になるでしょう。それ故に、だれかが、一つ一つ懇切丁寧に、根気よく、教えてくれなければ、何一つ認識はできないのです。正しく認識できなければ、危機が待ち受けていることもあるのです。
●「カッとなったり。イライラしたり。めそめそしたり。くよくよしたり。」こうした他人から見れば些細な経験一つ一つに神様の導きがあります。あなたに内住されている御霊は、経験を通して静かに静かに、それが何であったのか、その実態を教えてくださるのです。基督者は時折、その静かな静かな語り掛けを待たずにさらに次の行動をとってしまう愚を演じるものです。語り掛けを本当に聞いていますか?聞き逃していませんか。